今日はカルマンギアのブラストやらで忙しいんですよね。
って事で、ミニバンはドアやガラス類をすべて取り外しただけでした。
と言うか、もうほとんど何も残っていないんですけどね・・・(笑)
11月
本日より、ネコパブリッシングより発行されているMini専門誌「ORIGINAL MINI」とのコラボ企画でミニバンのフルレストア企画を始めました。
実は先日弊社にいらしてQuick Blast™を体験して頂いたプロカメラマンの奥村さま、実は感動しちゃってもう数回の作業で車検取得できそうだった
Mini Vanを急遽、総剥離する事にしたんです。
コラボ企画で使われるMini Vanは元々クラシック・ミニの専門誌”ORIGINAL MINI”編集部の足として導入した車なのですが
あとちょっとで車検とれちゃうんですよね・・・
なのに総剥離してレストアを一からやり直しですよ・・・(汗)
2月発売の次号に掲載予定ですがブラストで全剥離から板金塗装までの報告を随時FB上および弊社ブログ、Twitterにて発表していきますので皆様お楽しみにしてください。
取り敢えず本日はエンジン等足回りを取り外しを始めます。
このMini Vanは、英国車のエキスパートの「クロノカレラエンジニアリング」の黒石さまのご協力で足回りの取り外し作業を行います。
弊社のメカ担当の矢嶋がテキパキと作業を進めていきます。
狭いエンジンベイで作業は大変そうですね。
思いのほか早くエンジンが降りちゃいました。
とにかく2月号には完成した姿をお見せしなければいけないので時間との戦いになりますね。(汗)
って事で、弊社レストア部門「Heritage Center」のフルレストアが始まります。
って、もう遊んでいるし・・・先が思いやられますね。(汗)
もう一人弊社にいらしたお客様です。
この方は、ヒストリックカーレースや「Original Mini」をはじめとする数々の自動車雑誌を手掛けているプロカメラマン奥村さまと愛犬のべっちゃんです。
早速、Quick Blast™を体験して頂きました。
まずはかんたんなブリーフィングから♪
そして早速初め頂きましょ!
今日はミニのドアを剥離洗浄して頂きます。
みるみるうちに塗装が剥がれていきます。
何よりも剥離作業のあまりの速さにびっくりしているのが見て取れます。
そして完了!
これを綺麗に剥離洗浄して掛った時間は10分弱・・・
かなりびっくりしてました。
それにベアメタルまで綺麗に剥離された整ったドアの表面にもね。(笑)
って事で、体験をして頂きました。
そうそう、ご主人がブラストを行っている間愛犬のべっちゃんは・・・
おとなしく見学してました。(笑)
ちなにみフルネームはエリザベスだそうです・・・
この数日間、お客様が何人もいらしてます。
そのうちのお一人は山梨から板金、カスタムペイントのkrib metal & kolor worksの大沢さまです。
以前にもいらして下さったことが有るのですが今回はワタナベ製の12インチアルミホィールをお持ち込みです。
希少なホィールですがサニトラにつけたいという注文のお客様のためにQuick Blast™とIce Blast™を使い分けて行きます。
黒くペイントされておりこれはどんなに頑張っても手では絶対に取れそうも有りませんね。
ましてや一般的なサンドブラストを使うとデコボコになる可能性もあり弊社にお持ち込み頂きました。
特にこのホィールはスポーク部分が鋳造肌でふちはポリッシュされていました。
そこで、ポリッシュにはドライアイスを使用したIce Blast™を使って剥離。
Ice Blast™はー78.9℃の低温のドライアイスと対象物の温度による膨張率の違いで剥離を行うため全く対象物を傷つけません。
そのためポリッシュ部分の剥離には最適な方法って訳です。
そしてスポークの鋳造肌の部分はQuick Blast™で剥離洗浄を行います。
特にこの4本のホィールは生産ロットの違いからかバリや鋳造肌の部分にかなりのバラつきかありましたがQuick Blast™を使用することにより
統一感を持たせることが出来ました。
この作業の動画は弊社のFacebookとYouTubeでご覧になることができますので是非見てください。
びっくりする事、請け合いですよ!(笑)
弊社ではお持ち込みは勿論ですが出張作業をできますのでご希望の方はいつでもご連絡を頂ければ幸いです。
なお、krib metal & kolor worksは板金は勿論ですが特にカスタムペイントには定評が有るお店ですので興味のある方は是非お問い合わせください。
krib metal & kolor works (www.krib.jp)
VWハイルーフキャンパーのレストアは進んでますよ。
って事で今日はアルミ製のファンシュラウドを綺麗にします。
かなり汚れてますね。
今回はウェットでQuick Blast™を使って綺麗にします。
研磨剤を水と一緒に高圧で噴射して剥離洗浄を行います。
これは一般的なサンドブラストと比べると摩擦熱で対象物を痛める事もなく特殊なメディアを使うことにより
均一できれいな面に仕上がります。
特にロゴなどはびっくりするほど綺麗に出てきますよ。(笑)
何回やっても気持ちのいい作業ですね。
また、数分で完了するので今までの方法で剥離をしていた時と比べると驚異的な短時間できれいに仕上がります。
すぐに終っちゃったので次はテッチンです。
これも、錆びてお世辞にも良い状態とは言えませんでした。
これもホィール一本当たり約7分で・・・
こんな感じになりました。(笑)
毎日、レストア中のVWハイルーフキャンパーに使うパーツが届いてます♪
エンジンはシリンダーヘッドを内燃機屋さんに出したので暫くお休みです。(笑)
といっても、やる事はまだまだたくさんあるんですけどね。
ショックアブソーバー、ステアリングダンパーにディスクなどすべて新品に交換しました。
もちろんホース類も全て交換です。
なんだか、新車になっちゃうねえと話をしながら仕事を進めていきます。(笑)
VWのバスのアーリー、レイトモデルともに弱点はバッテリートレイなんです。
こいつも例にもれずグサグサに錆びて穴が開いてました。
取り敢えず残った錆びた部分をすべて取り除きます。
見事に腐ってましたね。(笑)
VWは幸いな事にボディの補修パネルを含めかなりのパーツがリプロダクトされて簡単に手に入れることができます。
でも、なかなかぴったりと行かないんですよ。(笑)
何とか綺麗におさめて溶接完了です。
この後はボディーシーラーを塗って塗装になります。
って事でまだまだ続きますね。
先日、下したエンジンをバラシIce Blast™で剥離洗浄をします。
かなり頑固にカーボンやスラッジがこびり付いてますね。
天気も良くバンバンと進めていきます。
シリンダーヘッドも綺麗になりました。
そして、ピストンも♪
って事で、まだまだ続きます。
解体屋さんから引き取って来た1979年型のキャンパー、かなりレアなハイルーフモデルで早いところ路上復帰させてあげたいですね。
って事でレストアは順調に続いています。
先日から行っているウィンドウ周りの板金作業も終わり既にサーフェーサーが吹かれています。
それと同時進行でエンジンを下しました。
これはタイプ4エンジンと言ってインジェクションタイプですが普通のキャブのVWエンジンを見慣れた人にとってはなんだか平べったくて大きいですね。
エンジンスタンドに取り付けて各部品を取り外しました。
そしてシリンダーヘッドを外し各部を確認。
ん~でもすごい事になってますね。(汗)
排気漏れしていたようでカーボンがこびり付いてます・・・
幸いシリンダー内部は大きな傷もなく状態は良さそうですがバルブはダメですね。(笑)
特に排気側の中身がすごい事になってます。
って事でこの部品たちはこの後、Ice Blast™で剥離洗浄する予定です。
色々と有りまして、ブログのアップが出来てなくてすみません・・・(汗)
って事で今度からしっかりやりますんで宜しくお願いします。(笑)
では、始めましょうね。
実はけっこう前になるんですが解体屋さんから「VWハイルーフキャンパー」を引き取って来ました。
こいつはベイウィンドウバスの最終年式の1979年モデル。
素性を調べて分かったのですが1979年の7月2日に生産ラインからロールアウトされた様ですね。
実は8月からフルモデルチェンジしたモデルのバナゴンの生産が始まるので最終の中の最終モデルと言えそうです。
出荷先は、西海岸のロスアンジェルスの為カリフォルニアの環境規制に合致したエンジンが載せられていたようですね。
色は、上半分がパステルホワイト(L90D)に下半分がセネガルレッド(L31A)。
バッテリーが12Vの45アンペアではなく54アンペアの出力の大きなものが既に工場出荷時に搭載されていたことが分かりました。
多分キャンピングカー用の装備が当時は注文出来たんだと思います。
そして、この車両がロスアンジェルスに到着後にアナハイムにあるキャンピングカーの架装会社のSoCalコンバージョンにデリバリーされて
ハイルーフキャンパーに改造されたのが分かりましたよ。
てことは、この車はシャーシ、エンジンナンバーがマッチングしたフルオリジナルモデルですね♪
ボディの一部は錆びて残念ながら穴が開いてしまっているけど特にボディの下はパーフェクトな個体でした。
最初に始めるのは錆びて穴が開いたボディの修復です。
工場内に設置された真新しい二柱リフトに載せます。
一番の症状が重いのはフロントウィンドウ周りの錆です。
フロントガラスを外して最初に目に入ったのがこの大きな穴・・・(汗)
ボンデ鋼板を適当に切り出して金槌でトンカンと形状を作っていきます。
形を整えては実際に当てて見て微調整を繰り返します。
その後、形が整ったら溶接機できれいに溶接していきます。
まず一丁上がりですね。
このようにボディのあちこちにあいた穴をふさいでいきます。
何とか、今年中には仕上げたいのですが・・・
って事で鋭意進行中ですので楽しみにしてくださいね。