もう大晦日ですよ・・・
って事で、ボディの塗装が終わりました!
実はこの色、ミニの純正色ではないんですよ。
これは1959年にフォルクスワーゲンに正式採用された「Jade Green」なんです。
淡い緑っぽい色ですごく落ち着いた感じの色ですね♪
って事で、塗装を終えたボンネットにバッジを付けてちょっと悦に入る管理人でした。(笑)
では皆さん良いお年をお迎えください!!
12月
あと数日で今年も終わりですが今日変わった車が入って来ました。
まるで「虫」です・・・(笑)
なんとも摩訶不思議な形をした車ですが、これはミレミリアを走った世界に1台のみ存在している
レーサーなんですよ!
聞いたところによると、フィアットトッポリーノをベースにアルミボディを架装したワンオフレーサーらしいですね。
それにしても小さくて軽くてびっくりでした。
チューブラーフレームも軽量化の為か肉抜きの穴が沢山あけられています。
って事で、年明け早々に綺麗に剥いちゃいます。
ミニバンの板金は続いてます。
一番面倒なのはフロントグリルかもしれません・・・
本来ミニバンのフロントグリルはスチールのプレスグリルが付いていますがこの個体は整備性を考慮したのか
この車の個性でもあるルーバーを切り取ってしまっていました。
そこで、この部分を補修パネルを使って修復する事になります。
幸いミニは補修パーツがあり安価で手に入れることができますが、ポン付けとは行かないんですよね・・・
それでも補修パーツが存在するミニは幸せですよ。
って事で、作業開始です。
マスキングテープで切り取る範囲を設定してディスクサンダーで切り取ります。
補修パーツの上に載せて見ますが、プレスラインが合わない・・・
いよいよ、板金の長い旅路が始まります。(汗)
取り敢えず溶接をしてパテで整形です。
何とか綺麗に出来ました♪
って事でまだまだ続きます。
実は管理人はワーゲン乗りでもあります。
大学生のころから乗っていたのでかれこれ・・・
まあ、その辺はさて置いてミニバンのレストアをほっぽり出して仲間たちと毎年恒例のクリスマスクルーズに行ってきました。
最初は22日の横浜でクリスマスクルーズ。
みなとみらいに赤レンガ訪問をグルグルと楽しいドライブでした。
そして翌23日は東京でクリスマスクルーズ!
はっきり言って仕事が手に付かないんですよ・・・(汗)
こっちはスタート地点のペニンシュラ東京から東京駅を抜けて六本木、渋谷そして代官山の蔦谷のコースです。
祝日とも有って凄いギャラリー!
って事で今年最後のイベントの幕が閉じられました。
板金の旅路は続いてます。(笑)
ボディの素性は悪くはないのですが、お決まりの場所が行っちゃってますね・・・
特にルーフのコーナーが錆びて穴が開いちゃってます。(汗)
まずは赤ペンで範囲を決めて錆びた個所をエアーソーを切り取ります。
その後、ボンデ鋼板を切り取り金槌でトンカンと叩いて形状出しをしていきます。
良い感じ♪
ピッタリ!!
半自動溶接機で溶接をしていきます。
その後サンダーで溶接個所を削っていき平らにしていきます。
最後に、パテで軽所を整えて完了です。
今度はカーゴフロアです。
こっちも手ごわい場所なんです。
フクロになっている所なんで・・・
こっちも腐食して穴が開いた場所を切り取りボンデ鋼板の形状出しをしていきます。
この部分は微妙なアールが付いているので金づちで何度も微調整をします。
ここで、ハプニングが!
手元が狂ってしこたま親指を金づちで叩いて流血騒ぎに・・・
一挙にテンションが下がって自宅に帰っちゃいました。
だって、本当に痛かったんだもん・・・
後日、綺麗に溶接して完成させましたよ。
ね?
それにしても痛かったです・・・(涙)
面倒な所から手を付けて行ってます。
実は、わたくし楽でおいしいところは最後に取っておく性格でして。(笑)
ケーキを頂くときにはイチゴが一番最後なんですよ・・・
って下らない事を言ってないで本題に戻ります。(汗)
ミニバンの左側内側のリアコーナーポストの部分の床の腐食が酷く原型をとどめていません。
この部分の袋になっておりフレームの穴から入った泥や水分によって全体的に腐食が酷い状態ですね。
本来ならフロアの補修パーツを使うところなのですが・・・しょうがないので出来る範囲で直します。(汗)
この部分は微妙なアールが付いているので反対側も参考にして型紙を起こします。
その型を使ってボンデ鋼板を切り出しますが、アール部分の他につばとなる部分も残して切り出しました。
平槌で形状出しをしていきます。
大まかな形状が出来ましたが、まだ穴が残ってます。
ポンチでガイドをつけホルソーで穴を開けていきます。
って事で・・・
完成♪
後は、内部をしっかりと防腐処理を行い隙間をシーラーで塞ぎ新たに起こした部分を溶接してこの部分は完成です。
まだまだ、続きは有ります。
板金の長い旅はそう簡単に終わらないんですよ・・・(笑)
カーベキューに乗ったミニバンもいよいよQuick Blast™で総剥離開始です。
「ORIGINAL MINI」誌の撮影も入ってます。(笑)
問題は朝から雨なんです・・・
いや、別に剥離作業とは直接関係ないのですがとにかく弊社のメンバー皆、超が付くほど寒がりなんです。(汗)
文句言ってもしょうがないので作業を開始します。
取り敢えずボディ内部から開始です。
とにかく気になっていたのがドライバーサイドの足元。
ブレーキオイルなどによる鉄板の状況があまり良くないんです。
塗装面は既に無くなっており錆が一面に発生してます。
って事で、ここからブラスト開始!
結果ですか?
ブラストで錆の層もろとも剥離しました。
表面のデコボコをある程度均していき綺麗になりました。
錆で穴が開いていたら板金が面倒なので・・・(笑)
ボディ内部の剥離を進めていきます。
って事で、一皮むけたミニバンです。
実はこのミニバン塗装が3層・・・
オリジナルカラーが黒でその後、紺色に塗り替えられており最後にイエロー何です。
特に黄色は隠ぺい力が低いのでかなり厚めに塗装されていました。
って事で、剥離作業は続きます。
外はまだ雨が降ってます・・・
ミニバンもバーベキューならぬカーベキューに無事乗りました。
ボディに残っていた全ての部品も取り外され明日のブラストを待つのみとなっています。
運転席のバルクヘッドに同じく運転席後部の床の錆が酷いですが穴は開いていなさそうです。
あまり天気が良くないようですが綺麗に剥いちゃいます。
来週には、板金作業を始めることが出来そうですね。
では、皆さんお楽しみにしてください。
お向かいさんの工場にはつい最近運び込まれたミニ・クーパーSのドンガラが有ります。
何年もこの状態で置かれていたようで塗装の状態はお世辞にも良いとは言えませんが良い雰囲気です。
そうそう実はこのクーパーSは運び込まれた時、一緒にパーツの山も一緒に来ました。(笑)
これから組み上げるのですが何だか路上復帰が楽しみですね。
今日のご依頼はこのクーパーSのサブフレームです。
クーパーSは、ハイドロ仕様なのでちょっと形状が変わってますね。
早速、ブラスト開始!
あっという間に完成!(笑)
すっげ~綺麗になってしまいました。(笑)
この後は、綺麗に清掃して塗装後に引き渡しとなります。
現在同時進行で何台も進んでいます・・・(汗)
って事で、今日はミニ専門誌「ORIGINAL MINI」とのコラボ企画とは別にカルマンギア通称「フランケン」の
実はこいつ今年6月末に一度剥離したんです、そして驚いたことに5か月弱たってもほとんど錆が出ていなかったんです。
弊社ではブラストを掛けるとき常に錆びとめ剤を入れて吹いているので錆は発生しないのですが
ここまで長時間良い状態を保っていたのは驚きでした。
しかし、約2週間前に台風が関東を直撃した時に工場で雨漏りが・・・
見事に錆止め剤でコーティングされていたボディがびしょ濡れになってすぐに錆で真っ赤になってしまいました。
おまけに, 今月末にはイベントがあるのでいいチャンスなんでQuick Blast™できれいにすることにしました。
継ぎはぎはそのままですが、すっぴんのフランケン復活です!
もちろん内部も綺麗に剥離が完了!
ボディパーツが届き次第、フランケンのフルレストアも始まります。
皆さん完成をお楽しみに!(笑)